社員の安全とコスト削減を両立!タクシーアプリ活用による運転アウトソーシングのメリット

銀行の裏話

こんにちは。

ワタナベミエです。

今回の記事は銀行員が得意先回りをする際の車の運転についてです。

運転が苦手な社員の負担軽減と事故リスク削減を目的に、社用車からタクシーへの移行を検討する企業が増えています。本記事では、タクシーアプリ『GO』を活用した運転アウトソーシングのメリットと、実際に導入した企業の事例を紹介します。

 

はじめに:運転が苦手な営業パーソンの悩み

日々の外回りで車を使う機会が多い銀行員や営業職。しかし、実は私自身、運転があまり得意ではありません。渋滞、狭い道、見知らぬ土地での訪問先……それだけで一日の疲労感は倍増します。

運転が苦手な人にとっては、「移動」が仕事の一部であることが精神的な負担になりかねません。そんな中、最近耳にするようになったのが「運転をプロに任せる」という企業の新しい取り組みです。


社用車を使うメリットとその裏側

従来、営業職には社用車が与えられ、自分で運転して取引先を訪問するのが当たり前でした。社用車を使うことには次のようなメリットがあります。

〈メリット〉

👉自由な移動ができる

👉大量の資料やサンプルの運搬がしやすい

👉公共交通機関に縛られない

一方で、以下のようなデメリットも無視できません。

〈デメリット〉

✖事故のリスクとその責任

✖駐車場代や車両管理コストがかかる

✖運転による疲労やストレス


事故リスクと責任の問題

実際に私の周囲でも、運転中の接触事故や交通違反で社内処分を受けた例があります。
業務中の事故であっても、過失が大きければ「個人責任」として扱われるケースもあるため、運転に対する心理的負担は大きいです。

運転の苦手な若手女性が仕事を頑張ろうと無理して運転した結果、事故を起こして、それ以来車を運転することに恐怖を感じてしまい、仕事内容を変えざるを得なかったという話も聞きます。

企業側も、万が一の事故で社員が怪我をしたり、取引先に迷惑をかけたりするリスクを懸念しています。


“運転のアウトソーシング”という選択肢

一部の大手企業では「運転はプロに任せる」という発想が広まりつつあります。その根拠には以下の背景が挙げられます。

🔶事故リスクの軽減: 多くの企業が安全運転管理を強化し、事故削減を目指しています。AIドライブレコーダーなどの導入も進んでいますが、タクシー利用はさらに直接的なリスク回避策とされています。

🔶タクシー需要の増加: 若者の車離れや公共交通機関の発達により、タクシーが効率的な移動手段として注目されています。

🔶コスト削減と効率化: 社用車の維持費や管理負担を削減するため、タクシー利用を選択する企業もあります。

社用車を保有せず、移動はタクシーやハイヤーを利用。業務時間中の運転を社員にさせない方針をとることで、社員の安全確保と生産性向上の両立を図っています。

運転アウトソーシングのメリット・デメリット

<メリット>

👉 事故リスクの低減(プロドライバーの運転)

👉 車両維持費・駐車場代の削減

👉 社員の時間を本来の業務に集中させることができる

👉 精神的なストレスの軽減

<デメリット>

✖ タクシー代がかさむことがある

✖ 地方や山間部では配車に時間がかかるケースがある

✖ 荷物の運搬に制約がある場合も…

タクシーアプリ「GO」を使った企業のメリット

最近注目されているのが、タクシーアプリ「GO(ゴー)」と企業が契約し、社員の業務移動に使うケースです。
スマホから配車でき、請求も一括処理可能。個別の領収書管理も不要になり、経理部門の手間も削減されると好評です。

実際の導入企業では、以下のようなメリットが得られています。

  • 初期費用や月額利用料金はなし
  • 駐車場代不要
  • 運賃・迎車・オプション料金を含むタクシー利用金額に対して5%の利用料金のみ
  • 安全面への配慮として、社員からも好評
  • ビジネスタクシー利用を効率的に管理できる

運転をアウトソーシングした企業の事例

  1. 株式会社LEOC
    • 課題:​業務中の交通事故リスクの削減と、タクシー利用増加に伴う精算処理の効率化。​
    • 実施策:​社用車をタクシーに代替し、『GO BUSINESS』を導入。​
    • 効果:​事故件数の減少、社用車の維持費や保険料の削減、経費精算時間の大幅な短縮(約100時間削減)。​
    • 引用元:​GO 《ゴー》 │ タクシーが呼べるアプリGO 《ゴー》 │ GO株式会社
  2. 株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ

これらの事例から、運転業務のアウトソーシングが企業にもたらすメリットが明確に示されています。​社員の安全確保、コスト削減、業務効率化を実現する手段として、タクシーアプリの活用が有効であることがわかります。​


まとめ:運転をプロに任せるという新しい発想

「社用車=コスト削減」という固定観念がある一方で、社員の安全と生産性を重視する企業では、「運転はアウトソーシングする」という考え方が広がっています。

実際に私のように運転が苦手な人間にとっては、この選択肢があるだけで仕事のハードルが下がると感じます。
「運転も仕事のうち」と考える時代から、「仕事に集中するために運転を任せる」時代へ――。

皆さんの会社では、どちらのスタイルが合っているでしょうか?

 

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