#0026 融資申し込みはいつまでにすればいいのか?

融資の話

こんにちは。

ワタナベミエです。

本日は銀行融資の申込みのタイミングについてお話します。

はじめに

融資申し込みのタイミングは、事業の成否を左右する重要な要素です。しかし、融資希望日の直前に相談に来られる経営者も少なくありません。

実際にあった事例として、「明日、機材の納品があって支払いをしないといけないから、今日中に1,000万円融資してくれ」と経営者の方から電話がかかってきたことがありました。これは極端な例ですが、このように段取りが悪いと、スムーズに資金調達ができない場合があります。

本記事では、融資の申し込みに必要な期間や、スムーズな進行のためのポイントについて解説します。

融資の申し込みに必要な期間

信用保証協会を利用する場合

新規融資先の場合、最低1か月から1か月半が必要です。その理由は以下の通りです

  • 会社概要や経営者の履歴の確認
  • 反社会的勢力や倒産履歴のチェック
  • 銀行顧客情報の登録
  • 店内での打ち合わせ
  • 保証協会との事前相談や申請手続き

既存融資先の場合でも、最低3週間は必要です。新規の事務作業が省かれるとはいえ、手続きには時間がかかるのです。

プロパー融資の場合

保証協会を利用しないプロパー融資でも、約1か月の期間を見込む必要があります。本部決裁が必要な場合、さらに時間がかかることがあります。

既に融資取引があるお客さまの場合だと、支店長の決裁権限内であれば、2~3週間程度で完了するケースもあります。

スピードが重要な不動産売買のケース

不動産の売買などの緊急性が高い案件では、大抵は本部と事前協議を経て、融資実行の可否を判断します。そこで融資実行可と判断された場合は、お客さまには売買契約手続きを進めてもらい、銀行側は別途必要資料を依頼、本部の質問事項や指示事項を整備した上で、本申請に進み決裁後に融資契約→実行の流れとなります。

事前協議には約1週間、本申請には3~4週間程度かかる場合もあります。

よくある問題点と注意点

必要書類が揃っていないケース

資金の使途や返済財源を示す資料がないまま相談に来られるケースがあります。見積書、契約書、事業計画書などの提出が必要です。

稀に、窓口に融資相談に来ただけで満足して、融資の実行を待っている経営者の方がいらっしゃいます。

融資可否の判断には、最低限上で示した書類や資料が必要です。まずは、書類や資料を揃えた上で、銀行に相談することをお勧めします。

資料提出の遅れ

書類や資料を期限内に提出しないことで、融資実行日までに審査が間に合わない場合があります。

事前計画なしでの相談

融資審査前に工事を始めてしまうなど、計画性の欠如が原因でトラブルになるケースもあります。

スムーズな融資申し込みのためのポイント

  • 早めに相談する: 最低でも1か月の余裕を持つ。
  • 必要書類を事前確認: 融資担当者に何が必要かあらかじめ確認する。
  • 事業計画を準備: 簡易なものでもよいので返済計画を立てる。

まとめ

融資の申し込みには十分な準備と余裕を持つことが不可欠です。必要な手続きや書類を理解し、計画的に進めることで、スムーズな資金調達が可能になります。

この記事が、経営者のみなさきの参考になれば幸いです。

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