#0030 【支店長の保身】責任を押し付けられた部下のリアル

銀行の支店長

こんにちは。

ワタナベミエです!

今日は銀行の支店長の裏の顔をご紹介します。

みなさんは銀行の支店長と聞くと 責任感があって部下を守る頼もしい存在 という姿を想像する方が多いと思います。もちろんそういう支店長もいますが、現実にはその理想とはほど遠い光景が展開されることもあります。

今回は私が体験した「支店長の保身」が招いた理不尽なエピソードをご紹介します。

指示に従っただけなのに…

私はある取引先の財務内容を調査すべく、本部の指示に基づいて、その取引先の担当者に資料を依頼しました。このような資料の依頼は通常の業務の一環であり、特段珍しいものではありません。ところが、その担当者は突然怒り出して、こう言い放ちました。

「今までそんな資料なんて出したことはない! お前は何様のつもりなんだ!」

私は冷静に対応しようと努めましたが、相手の怒りは全く収まりません。さらには、「融資の担当者が勝手に資料の提出を迫ってきた」という事実無根の話しまで持ち出されてしまいました。

支店長の対応

調査もせずに部下を悪者に…

この話が支店長の耳に届いたとき、私はすぐに事実関係を説明しました。

資料の依頼は本部の正式な指示に基づくものであり、その証拠も残っていることを伝えました。しかし、支店長の反応は驚くべきものでした。

「とにかく、取引先には謝罪しよう。担当者がやり過ぎたと言えばそれで済むだろう。」と…

私は唖然としました。

支店長は事実関係を調査することなく、担当者を悪者に仕立て上げ、取引先に謝罪させようとしたのです。自らの評価や立場を守ることが事実よりも何より優先されたのでしょう。

証拠があっても逃げる支店長

そもそも取引先に資料を依頼することは、予め支店長にも了解を得ていました。本部からの指示があったこと、その指示の記録が証拠として残っていることを支店長に再度伝えました。事実を説明すれば、取引先との誤解も解けて問題は解決するはずです。

しかし、支店長は証拠が残っていると知ると、動揺した様子でこう言いました。

「取引先には、この一件は担当者の一存でやったことだと伝える」

支店長は自らの責任を一切取らず、取引先にも事実を説明しないまま、「担当者の独断でやった」と言い逃れをする道を選んだのです。

理不尽なことを言い出す支店長

支店長は自分が動揺していることを悟られたくなかったのか、「そもそもお前の態度が気に入らない」と全く関係のないことを言い出しました。私が今回の件について事実関係を詳細に説明し始めたことが、取引先に謝罪させてすべて丸く収めようとしていた支店長にとって、自分の思惑と違っていたため、逆に私を責めて自分への謝罪を求めてきたのです。

論点のすり替えというか、こうなると取引先との問題解決どころではなく自分の保身になりふり構わずといったところでしょうか…

支店長の本音

保身と自分の評価のための演技

今回の件で痛感したのは、銀行の支店長が表向きどれほど立派に見えても、実際には部下を守るどころか、自らの保身のために部下を犠牲にすることがあるという現実です。

銀行のような組織では、支店長自身の評価が何よりも重視されて、その評価を守るためには部下を切り捨てることも、いとわない人も少なくありません。

組織の中でリーダーとして問われる資質

リーダーシップとは、トラブルが発生した時にその人の本質が問われるものだと思います。

部下を守り、問題解決に向けて行動する支店長であれば、部下からも信頼されて取引先との関係も良好に保つことができるでしょう。

しかし、このように保身に走る支店長はその場を取り繕うことに精いっぱいです。そのような行動は長期的にも組織に悪影響を及ぼします。

まとめ

今回のエピソードは一例にすぎませんが、銀行という組織の課題を象徴しているように感じます。

支店長の役割とは何か?  リーダーシップとは何か?  

部下を守る姿勢こそが、組織を結束させて強くする鍵になると思います。銀行業界に限らず、多くの職場で同様の問題が見られるかもしれませんが、上司と部下との信頼関係が何よりも大切だと感じた一件でした。

このような経験を通じて、みなさんもよりよいリーダー像を考えるきっかけになれば良いと思います。

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